フィーネは、緊急脱出路を使って難を逃れていた!
前回のラストで、イゼッタがゾフィーとの戦闘で破れてしまい
ゲルマニア帝国にそのままの勢いで、エイルシュタットの首都にまで到達して
首都を制圧するという不穏な終わり方をしたので、フィーネもまさかゲルマニアに拘束されたんじゃないか?
と心配していたんだが、この予想は嬉しいことに外れて10話となる今回の冒頭では
ゲルマニアに首都を襲撃されたフィーネが側近たちと一緒に緊急脱出路を使用して
逃げていくシーンから始まって管理人一安心する
その後、ゾフィーと地上部隊の連携したゲルマニアの攻撃が激しさを増すが
完全に蚊帳の外になった、気絶したイゼッタをゲルマニアに輸送しようとしている所を
一部の近衛兵たちと戦場の兵士たちがイゼッタをゲルマニアの手から取り戻そうとするシーンが始まる
何とか命からがらイゼッタ奪還作戦は成功して、フィーネたちが隠れ蓑に使っている場所に合流
その後、ゾフィーの快進撃は瞬く間に世界中に広がる、これ以前に魔女の存在を
イゼッタが宣伝していたために、魔女がこのようなことを舌という事実も
魔女の存在が知られていなかった時よりも浸透が早いというもの
この功績を受けて、ベルクマンは少佐に昇格することになる
更にその後のシーンでは、イゼッタが小さい頃におばあちゃんから赤い魔石に関する話を聞かせてもらっている
回想シーンに入り、ここに来てようやくあの謎の赤い魔石がどういうものかという事が徐々に明らかになる
と言っても、あれは理を捻じ曲げる云々というように非常にボカした言い方しかしてなかったので
ここでは、あまり詳しく分からなかった
イゼッタ、一ヶ月ぶりに目を覚まして現在の状況が明らかになる
赤い魔石に関するちょっとした回想が入った後は、イゼッタが目を覚まして
この状況下でもフィーネはいつもどおりにイゼッタ、イゼッタしてるしあまり危機感を感じさせないが
フィーネ直属のメイド「ロッテ」が代わりに状況を説明してくれて
あのエイルシュタットの首都陥落から、すでに一ヶ月が経過しているという
首都が無くなった以上、ここが現在の司令部の代わりになっているというもの
このシーンでは、イゼッタの夢の中での回想シーンよりかは、かなり詳しく解説がされて
あの赤い魔石は、マナを集めて結晶化して赤い魔石の中に蓄積させてそれを使えるというもので
例えば、マナが豊富な場所でマナを予め集めておき、マナが無いエリアでは魔石に蓄積したマナを使用するというもので
更に、この赤い魔石でマナを吸い続ければそのエリアのマナが枯れてしまうという事実も判明する
しかし良いことばかりではなく、これは使用者にも負荷を強いるというもので
まさに諸刃の剣というべきか
このシーンでは、ゾフィーが大量のマナを集めて、それをミサイルに搭載すると
まだプロペラ機が多分をしめていた航空機の中をジェットエンジンで飛んで行くんだから
とんでもない事態だった
このシーンでは、ゾフィーの体が魔石の負荷に耐えられない可能性を考慮してクローン体が
大量生産されている様子が移しされていたり、マナを使った新型兵器の様子が伺える
ベルクマンが何かをしようとしているのを皇帝が見抜き、特務から外されてしまう
更にこのシーンでは、イゼッタの足が動かない事態にフィーネが自分が戦争に巻き込んだからこうなったとか
言っていたりした
フィーネに悲しい顔をさせてしまったイゼッタは何とかフィーネに会いに行こうと無理をしていた所へ
ジークがやってきて、何とかしたいと言っているイゼッタに
「何とかする方法はある」と言い、半分に割れたもう一つの赤い魔石をその手に持ってきた
総評
10話で第一に思ったのはフィーネがゲルマニアに捕まって無くてよかったというもの
もちろんプロット時点では、そういう展開も有ったかもしれないが、運命は捕まらないという選択をしたようだ
さらに、魔女に親しい関係に有ったジークがイゼッタの登場に合わせて
魔女に関することを調べている時に、この赤い魔石の片割れを手に入れていたんだと思う
ここまでクレば、イゼッタがこの魔石を使って相打ち覚悟でゾフィーを倒して
世界が協力してゲルマニアを倒すという展開じゃないだろうか?