https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD128VH0S1A210C2000000/
――「あつ森」に代表される「巣ごもり特需」が続いています。
「業績は巣ごもり需要に支えられて伸びている面が当然ある。ただ、緊急事態宣言が解除された後も、自宅で過ごす時間は過去に比べ長くなるはずだ。あつ森をはじめとして長い時間じっくり遊んでもらえるゲームが受け入れられていることが、今後のビジネス展開への影響が大きいとみている。家族や友人とのコミュニケーションの一助となるゲームを提案していきたい」
――あつ森で獲得したファンをどうつなぎとめますか。
「在宅時間の拡大で、消費の対象としての『エンタメ』の幅が広がっている。ゲームは生活必需品でもない。お客の有限な時間の中でゲームを選んでもらうには面白くなければいけない。競争は厳しく、楽観視はしていない。私自身もさまざまな娯楽に目を通し、研究している。今後、マリオやゼルダといったロングセラーだけでなく、新しいゲームシリーズの創出にも力を入れる」
「(市場が期待する新型)ゲーム機については常にアイデアを積み重ねているが、技術やコストの制約で今できないこともある。将来的に実現するよう、その原点となる技術の開発に多くの経営資源を割く」
――新型コロナがIP(知的財産)ビジネスには逆風になった面もあります。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は、ゲームの世界観に触れる人口を拡大するIP戦略で、投資額ベースでは過去最大規模の取り組みだ。開業は予定から遅れ、今後もコロナの懸念は続くが、感染対策をしたうえで多くの人に来場してもらいたい」
「22年にはマリオの映画を公開する。IPビジネスでは集客を伴う施策が多いが、公式キャラクター店『ニンテンドートウキョウ』ではオンライン店舗で商品を充実させ、売り上げの減少を補っている。劇場公開予定だった映画作品をネット配信する事例も目にする。別の手段があれば活用する」
――半導体不足や人手不足などの課題にはどう対応しますか。
「スイッチ向けの半導体は当面の生産分に必要な部材が確保できている。ただ、日本などは年明け以降も需要が非常に旺盛で、今後に一部の小売店で品薄になる可能性がある。こう対策する、と一概には言えないが、場合によっては受注分を用意できない可能性もある」
――カナダのゲーム開発会社を子会社化しました。
「買収したネクスト・レベル・ゲームズは子会社化すれば開発の効率化が図れるとポジティブに判断した。開発者が任天堂の商品のブランドやものづくりに責任もってファンの期待を裏切らないということを基本方針にしている。やみくもにM&Aでグループに開発者を増やすのは長期的な価値向上につながらない。出資だけでも意味がないとは言わないが、開発の一員になってもらう意味では、子会社化のほうがアウトプットを高められると考えた」
「会社を買っても人が辞めてしまったら意味がない。いかに優秀な人材にきてもらって働いてもらえるかという意味でも、いろいろ努力は必要になりそうだ」
こういうのでいいんだよ
まだ若い
「あつ森」「マリオ」・・・ 任天堂、キャラ愛育み快走
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD242HR0U1A320C2000000/
かつての任天堂は「ヒット」と「飽き」を繰り返すジェットコースターのような業績変動だったが、一連の改革で業績が安定してきた。立役者が古川氏だ。ポーカーフェイスで常に慎重に言葉を選ぶが、集団指導体制を確立し、「古川流」が軌道に乗り始めている。
「カリスマ」「天才肌」と呼ばれてきた元社長の岩田聡氏と古川氏の経営は対照的だ。「とにかく話を聞くタイプ」と同社の関係者の多くは評価する。任天堂の取引先は「就任時の挨拶では『ゲームには詳しくない』という印象をもったが、1年たつと見違えるほどに勉強していた」と驚く。
知らないことは自分で調べ上げ、考えを強く推し進める岩田氏に対し、謙虚で勉強家な古川氏は、社内の有能な人材の実力を引き出し、今の成功に結びつけているようだ。
古川氏は集団指導体制も本格化した。「マリオ」生みの親である宮本茂代表取締役フェローをはじめ、ソフト開発、ハード開発、販売、財務の各担当役員と古川氏の計6人で経営チームを構成するが、エース経済研究所の安田秀樹シニアアナリストは「各トップの考え方にばらつきがなく、全員同じ方向に向かっている」と評する。人の話をよく聞く古川流の指導力がなせる技だ。
ホップ、ステップときて、「古川任天堂」のさらなる飛躍につながるジャンプの土台として、IP戦略がカギを握る。「ゲームをしてこなかった層」をゲームの世界へ招き入れつつ、ゲームに登場するキャラクターとの関係をさらに深め、新たな収益源に育てる。
ゲーマー限定商品じゃなく、ライト層を開拓って明言しとる
まぁまず小学生の心掴む使命与えられてるからねえ
本社社長吉田の部下、MS(アングロサクソン)の回し者としては非常に優秀だろ
新規シリーズ創出きたあああああ
フロムと組めよ、ジャパンスタジオの人雇ってさ
面白いと思うけどフロムにそんな余裕はないだろうしMSに取られるんじゃないか
フィルさんは、世界最速のSSDを開発したらしいので
ハード開発者としては有能
映像好き一辺倒の人間は入社させない方がいいのかもしれない
映像事業部門を持たないのもそのためだろうし
スクエニはCG動画制作が発言力あり過ぎる為に起きる問題が多いから
動画屋はマジで我が強過ぎるのかもしれん
>>27
この人任天堂の幹部候補生出身でしょ?
欧州とかも経験してるし最初から経営陣にするべくして育てられて据えられた人やな
何言ってるんだ、任天堂自体もそんなに規模が大きい訳じゃないんだからいろんなソフトの開発に
バンナムやコエテクの手が必要なだけだろ、ソフトラインナップ減らせと言うのか?
HDになって1本のゲームを作るために5倍、10倍の作業が必要になったから
他社の力を借りて作るようになったんですよね。
それができなきゃ岩田以下なんだよなぁ
>>30
単に有能と言っても色んなカテゴリーがある
古川社長の有能さは記事にある通り
有能な人材をコントロールして調和させる所にあって
いわっちのカリスマで引っ張る有能さとはまた別ものよ
イワッチにカリスマがあるのは否定しないけど
いわっちの真骨頂はチーム全員が動きやすくする為の環境づくりだぞ
ハル研の立て直しの際に全従業員と面談を行った話は有名
>会社を買っても人がやめたら意味がない
ほんとこれな
下設け増やそう
子会社も2,3社増やしてもいいだろ、グレッゾとゲームフリークは囲っとけ
確かに任天堂じゃ最適化もクリエイティビティも無い有象無象FPSかTPSでグラだけ綺麗脳死ゲームは作らせてもらえんだろうしな
神谷ならイカ研究員のことじゃないか
コメント
✕有能っぽい
○有能
ジムが無能みたいに言うなよ
PS店仕舞いに向けて頑張ってるのに
日本のゲームをもっと楽しみたいから
ジムライアンは消えてもらいたい
ジム「これはあなたたちが買わなかった結果です」
全ての制作スタジオを消し、SIEの全てを消し
そして私も消えよう
>>かつての任天堂は「ヒット」と「飽き」を繰り返すジェットコースターのような業績変動だったが、一連の改革で業績が安定してきた。立役者が古川氏だ。
なんか言ってる事ズレてんなと思ったらこれ日経さんだった
何とかして貶したい気マンマンだよね
いわっちの凄い所は技術畑だった事による顔の広さパイプの多さだけどな
新しいゲームシリーズの創出
拡大路線取ってるしいいねこれ
古川社長はトモコレが欧州でバッシングされた時に矢面に立たされた当事者だからな
株主総会で自主規制しないと明言してゲームの表現を守る姿勢を鮮明にした素晴らしい経営者だよ
ポリコレきどう対処しなきゃいけないかをきちんと認識してる