4月時点の予想より107億円多い330億円に上方修正し、3年連続の過去最高益となる見通しだと発表した。
好業績を支えた「君の名は。」の興行収入は16日時点で154億円で、邦画では8年ぶりに150億円を超える快挙となった。
17日発表した16年8月中間連結決算は、税引き後利益が前年同期比4・9%増の165億円となり、当初の減益予想から一転、増益を確保した。
想定を超えるヒット作品が、好業績をたたき出した形だ。17日記者会見した浦井敏之常務は、
「ここまで大きくなるとは予想できなかった」と述べ、8月26日公開のアニメ映画「君の名は。」の好調ぶりに驚きを隠さなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161017-OYT1T50123.html
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■興行収入の当初目標は10億円
東宝の業績は今期、絶好調だ。17日には2017年2月期通期の営業利益見通しを470億円と従来予想より140億円引き上げると発表した。
その主な要因が8月から公開した新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の大ヒットである。
新海監督は「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」などの代表作を持つ。映像美や独特の世界観が持ち味で、一部のファンから熱烈な支持を集めてきた。
ただ、これまでの興行収入はいずれも1億円前後。ファン層の裾野は広いとは言いがたかった。
実際、東宝が手掛けた「君の名は。」も当初目標は興行収入10億円だったという。公開も8月末と映画業界でいちばんの稼ぎ時である夏休みにぎりぎり駆け込むタイミング。
それが蓋を開けてみれば話題となった映画「シン・ゴジラ」の約2倍の観客を動員する大ヒットとなった。
「新海誠という監督の才能に早くから着目して預けた、賭けてみたことで非常にいい成果が出た」と東宝関係者は言う。
■売れる映画のノウハウ注入
とはいえ、東宝も売るためのノウハウを注入することを惜しまなかった。脚本段階から東宝の制作陣がかかわり、ストーリーの展開にメリハリをつけたり、娯楽性を高めたりした。
公開前に試写会を何度も開き、SNS(交流サイト)で口コミを広めるなど事前の宣伝にも力を入れた。
「君の名は。」は今後の東宝の成長を占う試金石にもなる。同社は2018年までの中期経営計画で自社企画作品の拡充をうたう。
配給する洋画作品などに比べ利益率が高く、収益貢献が大きくなるからだ。東宝が企画を主導した「君の名は。」はまさにそうした戦略と合致する映画といえる。
東宝関係者ですら「過去の新海監督の作品の成績からすると、ここまで大きなヒットになるとは…」と「想定外」の興行成績を収めている「君の名は。」。
今回の成功体験をどこまで広げられるか。東宝の真価がこれから問われそうだ。
ガルパンとかまどマギとかけいおんとか大体そのへん
日本に住んでる老若男女が皆行かないと100億だの何だのって数字は無理
君の名はって定番の入場者特典もやってないでしょ
ガルパンは24億円で、ロングラン上映中
それを基準にしたら、僅か1か月半で6
倍以上稼いだ君の名は の凄まじさがわかる
あれは上映館数が少ないからなぁ
比較するなら他のがいいだろ
スクリーン数の話をするなら子供向け以外で300スクリーン超えがそもそも限定的だからね
国内産だとジブリとかくらいじゃないの
ここ最近ずっとウハウハなのがまだウハウハってことか
ジブリがダメになったからな
アニメがつよい日本で新しい若手監督とか大喜びだろ
マーケティングだけで売るには限度があるけどな
中身が伴わないと悪評に繋がって次が売れないし
値段据え置きのULTIRAと見比べてもそんなに秀でてる気はしなかったわIMAX