ゲームセンターCX公式Xより、
「今年からPS3・Wiiがレトロゲーム枠に加わる」という投稿が目に留まりました。
番組では「発売から20年以上経過したハード」をレトロゲームとして扱っており、2006年発売のPS3・Wiiが条件を満たしたことで、ついに番組の”レトロゲーム”の仲間入りを果たしたというわけです。
この基準自体は、とても分かりやすいと思います。
発売から20年。
客観的に見れば、十分「昔のゲーム機」です。
しかし、その投稿を見た瞬間、私はこんなことを思いました。
「PS3やWiiって、本当にレトロゲームなんだろうか?」
もちろん、「古いゲーム機」であることに異論はありません。
でも、「古い」と「レトロ」は、少し違う言葉なのではないか。
今回は、そんな違和感について考えてみたいと思います。
■「レトロ」とは、本来「古い」という意味ではない
「レトロ」という言葉には、単に年月が経ったという意味だけではありません。
昔の雰囲気を感じるもの。
その時代ならではの文化や技術を感じさせるもの。
そんなニュアンスがあります。
ゲームで言えば、ファミコンやスーパーファミコンを見れば、誰もが「昔のゲームだ」と感じます。
ドット絵。限られた色数。ピコピコと鳴る電子音。
それらは現代のゲームとは明らかに違う、あの時代ならではの表現でした。
だからこそ、「レトロゲーム」という言葉がしっくりきます。
■初期ポリゴンにも「レトロらしさ」がある
PlayStation、セガサターン、NINTENDO64も同じです。
カクカクしたポリゴン。荒いテクスチャ。低解像度。
今見ると、その不完全さがむしろ味になっています。
「これはあの時代だからこそのゲームだ」
そう感じられるからこそ、この世代もレトロゲームと呼ばれることに違和感はありません。
■ところがPS3になると違和感が出てくる
PS3やXbox 360世代になると、一気に印象が変わります。
HD画質。リアルなライティング。
滑らかなキャラクター。映画のような演出。
もちろん今のゲームと比べれば解像度は低く、ロード時間も長いでしょう。
しかし画面そのものを見ると、
「少し古いゲーム」とは感じても、「レトロゲーム」とは、あまり感じません。
例えば『The Last of Us』や『METAL GEAR SOLID 4』、『バイオハザード5』などは、今遊んでも十分見栄えがします。
もしPS3のゲーム画面を高解像度化して見せられたら、ゲームに詳しくない人なら現行機のゲームだと思う作品も少なくないでしょう。
それほどPS3世代は、現代ゲームの表現の基礎を完成させた世代だったように感じます。
続く
続き
■Wiiは「画質」ではなく「遊び方」を変えた
ここで少しだけWiiについて触れておきます。
Wiiは画質だけを見ればSD画質で、PS3ほどグラフィックが進化したハードではありませんでした。
しかしWiiが革命を起こしたのは画質ではなく、「遊び方」でした。
リモコンを振る。家族みんなで遊ぶ。
ゲームに触れたことがない人でも直感的に楽しめる。
ゲームという娯楽の間口を大きく広げた存在だったのです。
つまり、PS3はグラフィック表現の転換点。
Wiiはゲーム体験の転換点。
どちらも現代ゲームにつながる重要なハードだったことに変わりありません。
■PS3世代で「現代ゲーム」が完成した
私は、この違和感の正体はここにあると思っています。
PS1からPS2。
PS2からPS3。
この進化は誰が見ても劇的でした。
しかしPS3以降は、
・解像度・フレームレート
・HDR・レイトレーシング
など、「品質を高める進化」が中心になります。
もちろん技術は進歩しています。
でも、PS1からPS2へ進化した時のような「別物になった」という衝撃は少なくなりました。
つまりPS3世代は、現代ゲームの原型が完成した世代だったのではないでしょうか。
■「古い」と「レトロ」は違う
発売から20年近く経った。
だから古い。
これは間違いありません。
でも、古い=レトロではないと思うのです。
車の世界では、1990年代のスポーツカーを「ネオクラシック」と呼ぶことがあります。
昔の車ではあるものの、クラシックカーとは少し違う存在です。
ゲームも同じではないでしょうか。
私の中では、PS3やWiiは「レトロゲーム」というより、”旧世代ゲーム”という呼び方の方が、しっくりきます。
■レトロゲームの境界線に正解はない
もちろん、この感覚は世代によって変わります。
20代前半の人にとっては、PS3やWiiも十分にレトロでしょう。
逆に私たちがファミコンを見ていた感覚に近いのかもしれません。
だから「レトロゲーム」の定義に正解はありません。
ゲームセンターCXのように「発売から20年」という基準も、一つの分かりやすい定義です。
一方で私は、発売年数だけではなく、ゲームを見た瞬間に感じる「時代の空気」や「技術の違い」まで含めて、初めてレトロゲームになるのではないかと思っています。
だから今でも、PS3やWiiを「レトロゲーム」と呼ばれると、少しだけ違和感があります。
皆さんはどうでしょうか?
クラシック=古いもの・古典的
マリオサンシャインのリマスターやったけどめちゃくちゃ綺麗だな
最近のニンテンゲーみたいにツルツルテカテカしてないのもいいわ
Newマリオ、ドンキーコングはリモコンを横持ちしてファミコンコントローラのようにプレイしてた
ロックマン9、10が出たのもWii
シンプルなファミコン時代への回帰が裏テーマにあった気がする
そういう定義の界隈があるだけで別にそれが正しいわけじゃないよ
「めっちゃ淡白な色使いしてんなー」って思う
>>16
これ
ポリゴン割りやテクスチャの構造も全然違うし、そもそも大作主義の方向性からして違う
逆にドット絵やチップチューンは、最近のインディーゲーでよく見られるありきたりな表現技法になった
FF10とかマリオサンシャインが発売されたころのパックマンとかってレベルだぞ
そう呼ぶことに違和感があるのは『その当時から大してゲームが進化していない』ことが理由だろ
レトロの直訳は懐古趣味であって、物質の新旧というより精神性の話
なので別に正しい定義とかがそもそもなく人それぞれ
個人的にはカセットフーフーが主流だったSFCまでがレトロゲー(古き趣を感じる)の範囲だけど、別にPS3がレトロゲーだという価値観を否定する必要もなく
どちらとも約20年前だぞ
AI生成だからセーフ!
とかコイツは本気で思ってるだろうな
今の子からしたらwiiとか十分に古くさい
故にレトロということに違和感がある、という話
PS3のゲームであるデモンズとかラスアスが、グラフィックだけPS5仕様にアップグレードするだけで、今でも十分通用するというのがその証明なんだよね
そもそもHDMIデジタル出力とネット環境が当たり前になったのは実質的にはPS3からだしネットで遊べる以上の発明が何かあったのかっていうと
VRは売れる気まんまんだったんだろうな
ある意味ではここらが映像の進歩の踊り場に入ったとこ、ということか
HD市場は15年以上続いている
そして変化もしてないという
99?
おそらく自分で立ててるのだろうし
映画的な演出でCOD4、アンチャ、ラスアスとか
マインクラフトみたいに今も遊び続けられているゲームも生まれたし、
デモンズソウルや風ノ旅ビトみたいなゆるいオンゲも生まれた
なのでPS3にレトロ感はないな



コメント
ハイエンドゲームがもう進化しなくなってるからな
DSとかならレトロゲームで通じるだろうけどPS3とかグラ以外は今のゲームと何も変わらない
ムーアの法則が機能してた最後の世代&それまで省エネだったCSにパソコン並みの消費電力100W超えが当たり前に
そこで頭打ちになり以降の性能アップが鈍化したんだからグラフィックのみでみたらそりゃそうだ
問題があるとしたら性能を新しい遊びに繋げられない開発側の発想不足
PS3と360は彩度が低いものばかりだったな
WiiUでようやく色彩もちゃんとしたHD機が出来た