https://www.frontlinejp.net/2019/03/03/review-left-alive/
Left Aliveというのは一言でいえば
2010年に発売し、批判的な意見が多かったフロントミッションエボルブ以降
休止されていたフロントミッションシリーズの復帰作だ。当時、エボルヴはターン制のストラテジーゲームを冴えないTPSに変えた事や
アメリカ企業への不可解な外注により大きな批判を浴びていた。
だが、このLeft Aliveはそれにも増して奇妙な出来栄えのゲームになっている。
今作は、主に携帯機向けソフトを開発してきたシリコンスタジオ社によって開発されたTPSなのだが
どこにも過去のシリーズのような雰囲気を見て取る事が出来ないのだ。アーマードコアシリーズを手掛けてきた鍋島俊文氏や
メタルギアソリッドのデザイナーだった新川洋司氏の起用。
それにゼノブレイドクロスの柳瀬敬之氏を招いて制作したのはゲーマーからの
強い期待を集めていたが、それは完全に期待外れに終わったと言わざるを得ないものがある。まず本作の内容を説明すると、新人兵士と警官と逃走中の犯罪者の3人が
突然、起こった戦争に巻き込まれる形で進むゲームで、主人公達はすべての拠点を敵軍に占領され
多くの住人が虐殺されていく中で生き抜くところから始まる。
プレイヤーは限られたアイテムを巧みに活用することが求められたり、武器も自らフィールド上に落ちている物を
探し回ったり、弾薬や材料から独自の武器を作成したりなど、その内容はサバイバルゲームに近い。一方、敵の軍隊はヘッドショットですら一撃で倒せない重装備を付け
多数で行動している時に遭遇する傾向があり、街中の通りも戦車やロボットが封鎖している。
つまり圧倒的不利な状況に置かれたプレイヤーが近未来的な武器を活用し、生き残るのが目的という訳だ。
この概念に限れば素晴らしい。だが、残念ながらLeft Aliveはそれを上手く活用できていない。
率直に言って、これは失敗作である。
特に今作のステルス部分は実に酷い。
敵は視覚障害者と聴覚障害者で構成されているのかと疑いたくなるほど杜撰な内容となっていた。
しかも、プレイヤーはよく分からない兵器によって何マイルも先の景色が見えるように出来ているのだ。
敵が近づいたことを知らせる警告も全く役に立っていないし、これ程、無意味な戦いも珍しいだろう。ただ、このような不可解なステルス性と無意味な武器の数々をもってしても
敵との正面衝突は非常に難しく、そのためプレイヤーは部品を集め何らかの強力な兵器を作成するため、
フィールド上のあちこちを探し回らなくてはならない。
また敵も時にはプレイヤーの位置を正確に把握し、油断も隙もない攻撃をしてくれば
周囲の捜索も丹念に行ってくる。こういった状況では敵がプレイヤーに対し、次から次へと波状攻撃を仕掛けてくれば
ユーザーの方も大量のアイテムから利便性の高い武器を作成し、拠点を上手く守る必要があるため
ゲームは面白い一時になっていた。
Left Aliveにもしばしば興奮が感じられる場面があるのは間違いない。さらに今作はフロントミッションの精神的続編でもある。
そのためユーザーは特定の状況においてロボットも操作できるのだが
残念ながら、これはフロントミッションエボルブをさらに悪くしたような内容に過ぎなかった。
操作性はぎこちなく、戦闘も不条理に満ちている。
カメラ視点も悪ければ、戦闘可能エリアも狭く、大部分は特に何も提示していない。
しかもゲームには無数のバグと小規模だが厄介な問題があふれているのだ。
音響効果が突然、切れるときがあれば、セーブシステムも理想的とは言い難い。
ステルス行為中に遠くから音がしたかと思えば、非常に近い場所に敵がいたという事もしばしばある。
NPCにも問題があり、グラフィックも時折ゲームを台無しにしていた。
ボス戦は苛立ちと不愉快さしか提供せず、物語の方は主人公も敵もまったく魅力がない。特にLeft Aliveのストーリーは不必要なまでに複雑化しており、主人公達の肉付けも浅すぎる。
敵も安っぽいというか、子供向けの漫画でも読んでいるような気分になり、その構成は問題に満ちている。
本作に対する発売前の期待感は非常に強いものであったが
このゲームの内容はPS2時代によく見た奇妙な駄作ソフトといった体で
君が適切な期待感に考えを改め、広い心でゲームに接しない限り満足感をもたらさないだろう。『総評』
結局のところLeft Aliveは良いソフトではない。
無数のバグ、ゲームデザインとゲームシステムの失敗、いい加減な難易度調整により
今作は非常に荒っぽい作りとなっている。
ただ、もし君がそれを踏まえたうえで、あらかじめ期待値を下げゲームを楽しむならば
いくらかの満足感をもたらしてくれるだろう。長所
・鍋島俊文のアートと新川洋司のメカニックデザインは素晴らしい。短所
・あまりにも多い。ゲームは序盤から悪い部分を如実に表し、早い段階でユーザーを興醒めさせ
実態よりもさらに悪い印象をプレイヤーに与えるように思える。スコア
55/100
http://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1551873725/
悪魔に愛された糞ゲ
少ない長所もゲームの内容とは無関係っても凄い
キャラとロボのデザインが良いとか長所として挙げるもんじゃないだろ
あのクソゲーをプレイしてこの長文を書き上げたレビュワーはお疲れ様ですわ
ファミ痛レビューくらいにしとかないと
騙してクソゲー売り付けられる唯一の層なんだしさ
課金地獄
コメント
子供の頃遊んだ2001年発売のオペレーション・フラッシュポイントコールド・ウォークライシスの
AIよりも劣るとか
べつにスライディング金的ゴルフが正解なゲームでもいいんだけどさ、挙動がおかしいんだよコレは
評価が甘甘の海外にまで酷評されるなんてよっぽどひどいゲームなんだな
何で鍋島が素晴らしいとかなってんの?甘すぎるだろ。 開発スタッフが拒絶した事を無理矢理に通したり、ふざけた仕様も鍋島の仕業なのにさ。アーマードコアが終わったのも納得できるんだし。
これ自分らで買ってプレイするか?って話だわな。作るのは構わないし何をコンセプトにしたかも自由だが、ファンをないがしろにして世に拡散させたかったシナリオだったりゲームシステムってコレか?って事よ。監督含めてOKだとしたら開発陣かなり頭痛いやろ。このゲーム解いてみろ!っていう下衆い考えの上ゲーム作りしてるなら今後何出しても売れないべ。客は神では無いがそのユーザーを馬鹿にしたら結果こうなるって事だわな。