いよいよ、本格的に始まった「くるり」vs「こより」の試合
正確には、前回のラストからくるりとこよりの試合は始まっていたんだが
残念ながら本当に先っちょだけで、全然意味がわからないまま終わってしまって
今回、ようやく本格的に試合が開始される運びになった、実に3話もかけて
ここまで来たわけだが、冒頭でくるりの球を打ち返すとどうしてあんなに曲がってしまったのか?という
説明がされてその正体は「カーブドライブ」であることが判明し
通常のカーブドライブならばあそこまで曲がることは無いが、くるりのカーブドライブは常軌を逸したもので
尋常ではないレベルの回転が球にかかっているということも説明された
このすさまじいカーブドライブの前に、多くの人は戦意喪失するらしいが
こよりは逆で、あろうことかドキドキしていて自分が打ち返せないばっかりに、くるりがドキドキ
出来ないことを謝っているレベルであった
最初の2ゲームはくるりのカーブドライブのおかげもあって、圧勝するも
残り1ゲーム落としたら負けという窮地に立たされながらもこよりは、「くるりのカーブドライブがすごかった!」
とか言ってはしゃいでいて、まるで危機感が無いと管理人が思っていると
「気持ちいい所探し(意味深)」の出番だねとか言い出して?が浮かんでいる所へ
あがりから説明があり、どうやら卓球ラケットの芯で打球を捉えることを
目的にした練習をあがりとこよりが行っていたようで
この芯のことをスイートスポットなどと呼ばれているが、スイートスポットで
打球を捉えると気持ちいい音がなるからこよりが気持ちいい練習などと呼んでいたのだろうと思う
それがカーブドライブ攻略と何か意味があるのか?と思っていたんだが
この時点で管理人はさっぱりだったが、部長のキルカは分かっていたようだった
こよりにとって絶対に落とせない第3ゲームの開始!
この第3ゲームも最初はくるりのペースで運ばれていたが、ようやくスイートスポットで
くるりの強烈なカーブドライブが補足でき、こよりの反撃の開始となった
もちろんのこと、今までこの凶悪なカーブドライブで多くの選手をねじ伏せてきた
くるりにとって、カーブドライブを打ち返されるというのは恐らく初めてのことだったんだと思う
その動揺がビンビンににじみ出ていた
カーブドライブを完璧に捉え打ち返すことに成功したこよりは、もはやくるりのカーブドライブなど
敵ではなかった、というよりも自信満々のカーブドライブを打ち返されたという本人の動揺のほうが大きく
ここから2ゲームはミスを連発し、こよりにゲームを取られる結果に陥る
ここで、くるりと石榴の昔の練習風景の回想が入り、昔からスマッシュが曲がるという
くるりのクセがあることが有って、くるりは故意に曲げようとしているならばいいけど
自分の場合は無意識にドライブを打つと曲がるからダメというようなことを言っていると
石榴が、逆にこのカーブドライブを極めてみない?という提案の元、開発されたのが
くるりのカーブドライブ誕生秘話というわけだ
くるりは3ゲームから4ゲームにかけて、カーブドライブを封印した卓球を行っており
これをみた石榴が勝っても負けても、くるりはくるりだよ?だからくるりのいつも通りの石榴でいて欲しい
という思いを受け取り、運命の5ゲーム目ではくるりはミスショットを連発しながらもカーブドライブを撃ちつづけ
最後に、コートの外側から非常に大回りなカーブドライブの一撃を叩き込み、これがくるりの「ドキドキ」だといい
こよりにぶつけ、これをこよりが打ち返す!というシーンで、非常によかった
この試合で、何かが戻ってきたくるりの目には光が戻ってきた
結局、試合を制したのはこよりで、これで雀が原3のもず山中2で
雀が原の勝利で終わる
総評
3話も引っ張った甲斐あって、今までで一番盛り上がった試合になったのは言うまでもないだろう
そして、試合後の雀が原中の面々が帰ろうとしていた所でくるりとこよりが
また全国で、といったところがすごく印象に残った