森見登美彦さんの小説『有頂天家族 二代目の帰朝』を原作とした、TVアニメ『有頂天家族』の続編となる『有頂天家族2』の製作が決定した。
『有頂天家族』は、2013年に放送されたP.A.WORKS制作のTVアニメ。京都を舞台に、化け狸の下鴨家の面々を中心とした波乱万丈で家族愛あふれるコメディドラマが描かれる。
今回発表された『有頂天家族2』の主要スタッフは、前作から引き続き、キャラクター原案は『さよなら絶望先生』でおなじみの漫画家・久米田康治さん、監督は吉原正行さんが担当。
また、主人公の三男・下鴨矢三郎役の櫻井孝宏さんをはじめ、諏訪部順一さん、吉野裕行さん、中原麻衣さん、能登麻美子さんら主要キャストも続投となる。
製作決定にあたって、原作者の森見登美彦さんをはじめとした各関係者からコメントが寄せられている。
「また映像化しにくいものを書いてしまった」
それが続編を書き上げたときに思ったことです。不器用な原作者である私は制作陣への適切な配慮を忘れ、おのれの荒ぶる妄想をおさえることができませんでした。これから制作陣の皆様が立ち向かわねばならぬ幾多の困難を想うにつけ、慚愧の念に耐えません。暴れん坊な原作者をお許しください。略儀ではありますが当コメントにて謝罪の意を表するとともに、第一期を凌駕する傑作の誕生をお祈り申し上げます。『有頂天家族 二代目の帰朝』原作者・森見登美彦さんコメント
「有頂天家族2」のみどころは、魅力的な新キャラクター達です。
ぜひ一期を見て、読んでいただいてから、この新しい世界を堪能してほしいです。監督・吉原正行さんコメント
原作第二部の映像化には、前作以上の冒険と覚悟が必要だと思いました。
アニメは作りたいけれど、浮かれて足を踏み外せば鉄鍋の底に転がり落ちるだろう。
柔らかな毛玉に包まれた世界で、もう一度前作の幸福感を味わいたい。
かと言って蜘蛛の糸を掴み損ねれば、地獄絵の業火に焼かれるやも知れぬ。
そんなこんなでモヤモヤしているうちに、身の内からプツプツと湧き出してくる阿呆の血の囁きが、
どんどん大きな歌声になってきました。
いつでも波風たてるよ、ずんずん立てるよ、いつでも平和を乱すよ、がんがん乱すよ♪
この歌を口ずさむだけで、いまは金曜倶楽部の鍋の縁でも笑って踊れる気になっています。P.A.WORKS代表・堀川憲司さんコメント
また、今回の続編の製作決定に合わせて、『有頂天家族』1期のBlu-ray BOXの発売も決定した。こちらの詳細は後日発表予定となっている。
分割とかじゃなくて、こんな数年ぶりに2期やろうなんて作品で
前作が大赤字だったなんて考えづらいし
出資する側に旨味があるってことでしょうよ
オタ受けはしないアニメだなと思ってたから
こんなに好きな人が多い方がびっくりだよ
三期まで目処ついてるのかな？
アニメやってくんないと作者が続きを書けない感じになってるから
森見さんはちょっと追い詰めないとダメなタイプなのか。
ユーフォの原作者なんか、アニメ化決まってからすげー量産してるけど。
来月新作が出るし
そろそろ執筆にかかってるとは思うのだが
