松山:ゲーム業界って20代、30代、40代の開発者で構成されていて、やっぱり若い開発者が多いんですよ。
昔は専門学校を卒業したら20歳、大卒でも22歳でゲーム会社に就職。それから最初の10年はアーティストにしてもプログラマーにしても、「いい作品にしたい! 何でもできるようになりたい!」と、がむしゃらに経験を積んでいました。
そこからだんだん活躍して、チーム内のエースになって、アートディレクターやメインプログラマーに抜擢される。そして、いずれはディレクターになるというのがゲーム業界の正しいキャリアパスだったんです。
企画立案から、デバッグ、お客様の意見の吸い上げまでを経験して、それでもようやく半人前。1つの開発現場しか知らないわけだから。
その次に、また違うタイトルを経験して、だんだんゲーム開発の全容が見えてきて、そういう人がチーフをやったり、部下の育成だったりを経て、ディレクターになってもらう。これが正しいプロセスだと思っています。
20代のうちに10タイトルくらいを経験して、30代前半になったら、やっと「そろそろお前ディレクターやってみる?」と声がかかる。
そのころには、「待ってました!」と自分のやりたかった夢のようなタイトルを企画して判断ができる経験値が備わっているはずなので。
しかし、それももう10年前までの話。
今は、新入社員でいきなりPS4向けタイトルの3年間続くプロジェクトにアサインされるわけです。
しかも、昔は10人、20人で作ってたものを100人でやるわけですから、ずいぶんと役割が細分化されているんです。
3年間の開発の中で、広大なファンタジー世界の大陸を作っていくけども、大陸の端っこから3年間ずっと木を植えているやつがいるわけですよ。
それも1人じゃないんですよ。延々とずっとそれをやっているやつが何人もいる。
これに20代を費やして30代前半になったときに、今の開発者は3タイトルくらいしか経験していないわけですよ。
しかもそれぞれが膨大すぎて木を植えているだけだから、全容が掴めないまま。
みなさんも経験したと思うんですけど、20歳くらいで会社に入ったときに見た先輩社員って、頼りになる大先輩でしたよね?
今の30代は、新人が何か質問しても「オレ、木しか植えてないからわからない。
ディレクターに聞いて」となってしまう(笑)。30代が歯車になっているんですね。
ゲームメディアのインタビュー記事を読めばわかると思うんですけど、紙面を飾っている日本を代表するクリエイターの多くは40代なわけですよ。
20代どころか、30代もほぼ載っていません。
――言われてみればそうですね。
松山:例えば、『鉄拳』の原田勝弘さんは45歳、『大乱闘スマッシュブラザーズ』の桜井政博さんは47歳で私と同い年です。『ベヨネッタ』の神谷英樹さんも同い年。
ゲーム業界、私と同世代が多いんですよ。『バイオハザード』の竹内潤さんもそうだし、レベルファイブの日野晃博さんは2つ上で、もう40代ばっかり。
そこから上となると、小島秀夫さんや堀井雄二さん、有名な方々はみなさん50代、60代。おっさんだらけなわけですよ。
今のゲーム業界だと、30代が新人みたいな扱いだから、そろそろディレクターやらせてみようかとなる年齢が、アラフォーになってしまう。
10年かけて1人前になっていったところを、今は10年かけてそろそろチャンスあげてみる? くらいになっちゃってるんですよ。
40代って、一般の企業でいうと部長ですよ。40代で初ディレクターってそんなことあります?
私は20代で会社を作って今現在に至りますが、気が付いたら、ゲーム業界って全然後続の育成ができていないんですよね。
スマホゲーム業界の方が若い人間にチャンスが与えられていますね。
https://games.app-liv.jp/archives/343740
http://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1537162276/
日本のCS業界が盛り上がってた時の新入社員がピロシ年代だろ?
仕方ないじゃん
ゲームメーカー入社して10年スマホゲーしか作らせて貰えない奴が「CSで傑作作れ」言われても無理だろ
昨今の一番ヒット スプラトゥーン 野上恒(のがみひさし兼イカ研究員)も47歳
30代が若手扱いでも仕方ない
20代とかそもそも数が超少ない
天才だわ
その分、プロデューサーには大ヒット数々の百戦錬磨のレジェンドが付くわけだが
若くてアイデアがあるならインディーで当てるほうが早い
あのグラサンしか出てこない
インタビューとかを読む限り、プログラマの佐藤慎太郎のようだが
ほとんどのスプラユーザがそいつの名前知らん
野上だけ知ってる
だから有名若手開発者はいなくてもしょうがないだろう
ソシャゲの方が当たった時大きいし、失敗もそれなりに許されるとなると、CSにこだわる理由も無い
「ゲームらしいゲーム」を作りたいなら、同人やインディーで十分だし
ボリューム(データ量)が問われるCSゲームというのは色々不利だと思うわ
まあ、有名メーカーならば、「憧れのタイトルに携われる」というのはあるかも知れないが
任天堂に入ったところで、ゼルダBOTWに多少は携われるかもしれないが、自分のゲームを作れるか?と言ったらNOだろうしね
>>16
それはほんの一部の例外であって、しかもラボも成功したのか?と聞かれるとうーん?な部分もあると思うが
(スプラにしても、洋ゲーのAAA並みに売れているかと言うと?だし)
「いやいや、自分の才能はそれ以上だから」という天才ならともかくとして
ラボはだいぶ微妙だけど、スプラはあのWiiUですら新規IPで500万近く出荷したんだから大成功だと思うが
20年以上歴史があって220万しか出荷してないペルソナが大ヒット大ヒット言われてるんだから十二分だろ
結局お前みたいな難癖とマウント取りしかしないオッサンが若者を押さえつけてるんだよなあ・・・
>>29
現実的に、スプラの比較対象は洋ゲーのAAAだと思うし、だからと言って、全否定している訳でも無いよ?
信者の人は全肯定しないと許せないのかも知れないが、全否定か全肯定でしか考えないから、苦しくなるのだと思うんだけどね
(ペルソナに関しては、アニメ的なJRPGって所詮ニッチでしょう、という事実はある訳だし)
まあ、サードパーティーが若手にプロジェクトを任せる云々については、サイバーコネクトツーでは「復讐三部作」とか
有言実行でやっていると思う
あと、コナミは小島さんが抜けた後、色々フットワークが軽くなっている印象はある
ゲーム一本500万円で作れたファミコン時代
5000万で作れたスーファミ時代
2億かかるPS時代
10億余裕な現代
そりゃ若手に挑戦させる所は減って当然だっての
海外の10代がシステムとして単純でありながらマップに趣向を凝らしていたFPSを楽しんでいた90年代に
日本の10代は展開が単調でありながらデモ動画でごまかしていたRPGを楽しんでいたから
海外の10代がメガデモ等でしのぎを削っている2000年代に
日本の10代はミクのフラッシュ動画ごときでいい気になっていたから
だから有名ディレクターなんていなくていいんだよ
DMC5とバイオ2Rあげて、ベヨネッタ3ふるっwwwからの神谷叩き見た事あるw
結局 任天堂以外、まともに若手居ねぇぞ、出て来ねぇぞ そういう話だろ?
そもそも新規IPが出ない次点で仕方ないっちゃ仕方ない
龍とは違うんです!って新規IPキムタク出しても、結局龍な訳で
ラボが成功か失敗かは別として、そういう挑戦するメーカー、挑戦出来る余裕があるメーカーが任天堂だけになった
日野はSCEに引き抜かれて独立したくらいだから
若い頃から有能だったんじゃないの
独立時にかなりSCEに援助してもらったらしいし
読んだがどうにも納得できない部分がある。
コイツらはPS派閥としてPSに肩入れしてきたわけだろ?
ソニーがどんどんゲーム機の性能を無駄に上げまくった結果がこれだ。
それを問題だと思ってるなら任天堂に肩入れしとけよ。
任天堂だけが性能競争から降りたんだから。
完全に言ってる事とやってる事が矛盾してるぞ
>>30
まあ、アーケードのインベーダーからして、会社に就職したサラリーマンの仕事だからね。
小説家、漫画家、ミュージシャンみたいに、フリーのクリエイターとして企業に作品を納入するのとは違う。
任天堂も、むしろ会社に就職するサラリーマンの仕事として、ゲーム開発を押し進めてきた。
日本では、エニックスのドラクエくらいじゃない?
フリーの人らが集まって作って納入する、みたいなのは。
レコード会社が若者をスカウトしてきた仕組みにおいては、新人のプロデュース予算が1000万円もしたら高額というレベルで長くやってきたから。
20代の社員に億単位の予算を任せる社長っていないだろうから、飯野賢治さんみたいに自分が社長になってやるしかないわよね。
ゲーム内ミニゲームを作らせるとかだろうな。
もうゲーム開発が大規模になりすぎて、いきなりは育たんよ。
精神年齢は同じでも感覚が古いからな
若い子に受けるものは作れなくなる
それと開発者の顔がどうたら~ってのも大間違い。
誰が作ってるかなんて気にしてるのは極一部のゲーヲタだけw
例えばスーパーマリオの新作のディレクターが誰かなんて
そんなの気にして買った奴が今までどんだけいるんだよw
つまりゲームの中身が全て。
体験版や動画が充実してる今はなおさらそう
日本の平均年齢(全人口の年齢足して割った値)が46~47歳
日本で一番多い団塊世代は68~71歳で既に引退済み
団塊ジュニア世代(日本で2番目に人口が多いグループ)が45~48歳
今回の議題
ぴろし(47歳)「活躍してる人達は40~50歳、特に僕と同年代が多い」
それは仕方ないことなんや…
ARMSの矢吹はマリカ7のディレクターでもあるんだが
任天堂に入社したのが2005年でマリカ7発売が2011年
制作3年くらいとしても入社3年目くらいでやらせてない?てスケジュール
矢吹んは中途入社で元々開発してたからその実績だろ
できなければそこで終わり
他社じゃ絶対やらないようなおかしな使い方してるし
おもちゃじゃない映画だ!とか言ってるんだから世話ねーよ
コメント
>青沼氏あたりを若手とか言っちゃうからな
脳内で信者の発言を設定するなよ
まぁこいつのいうことも最もな点もある
とくにスタッフが専門工になってしまうこと
一つのタイトルに何年も縛られて、スキルアップが見込めない
スクエニFFスタッフなんてその典型で、逆に給料のためにプロジェクトを終わらせないようにしてる感さえある