アンジェリカとエリアス、エリアスと弟子のチセ
まず何と言っても気になる点が雰囲気の良さがかなり良い、舞台は現代イギリスを舞台にしているとなっているが
それが見事にマッチングしており、また魔法という幻想的で凄く良かった。またOVAということもあり
製作期間的にもテレビ放送と違って余裕があるせいか、終始作画が安定していたと感じた
この赤髪の女キャラクターの本作の主人公のチセなのだが、のちにチセは日本人だということが反面するが
今回の1話ではどうしてチセがこのイギリスでエリアスと一緒に暮らすようになったかの経緯は不明ながら
エリアスとは魔法の師弟関係であり、エリアスからしたら人間を知る師匠として居るということが判明する
よくよく見てみると、ここいる中でこのメイド服と黒髪の人間風のやつはどちらも精霊らしく、純人間はチセだけということに
エリアスも精霊ではないが魔法使いで、人間をやめてる臭い。そしてほのぼのとした空気の中、朝食が進んでいき
そろそろチセにも魔法の実践が必要なんじゃないか?とかエリアスがチセの事を気にかけていたりした所へ
アンジェリカからの荷物が届くんだが、このカラス型の精霊?の中に入っているんだが、着いた瞬間に
元の抜け殻に戻ってしまってもちろん荷物は散乱する事態にそれを二人で直して書斎へ持って行こう云々の話をしていると
家事精霊が怒こるというシーンが下段右の画像でかなり可愛かったと印象に残っている
いざエリアスの書斎へ!
エリアスの書斎へ初めて入るというチセだったが、どうやら管理が行き届いておらずホコリだらけだった
最初はしっかり本も整理整頓していたらしいが、精霊が住み着いておりかってに本の位置などを動かされるために
エリアス曰く諦めたそうだが、チセがこまめに整理整頓していたら大丈夫じゃないかなと言っていたり中々よかった
ホコリっぽいということで、犬型の精霊?(人間の姿にもなれる)が最初手伝っていたんだが
しばらくすると中段真ん中の画像のように犬型に戻ってしまって寝てしっているので
結局エリアスとチセの二人で片付けをしていたら、アンジェリカがチセように日本の本を入れていたらしく
エリアスが「この本がチセにとってどんなものなのか知りたいな」といった所で
チセの過去話がスタートする
チセの過去話
このチセの過去話を見ている限り、チセは小さい頃より精霊の類が見られるようで、やはり子供なので
どうすればいいのかわからないと思うので、他の人たちから見れば奇妙な行動を取っているように感じ取れたのだろう
そのせいなのかはちょっと不明だが、チセの両親は死んでしまい親戚にも引き取られるんだが
ここでももちろん、精霊の類を見てしまうので周囲となじめないために、引取先の親戚からも疎まれてしまうという
思わずこの親戚の家を飛び出し、公園に向かうがどこへ行ってもダメで公園の真ん中でうずくまっていると
優しいチセと同年代くらいの女の子が水筒の水を分けてくれるというシーンが入るが、渡そうとした瞬間に
精霊が飛び出してきたのでチセあ驚いて女の子を突き飛ばしてしまって、ゴメンナサイと謝りながら森の方へ逃げこむ
逃げ込んだ先は魔法使いの図書館
公園近くにあった森へと逃げるんだが、ここでとんでもなく大きな精霊が出現する
姿形を見るとどうにも既視感がああるんだがこれは千と千尋の神隠しに出てきた
「顔なし」にそっくりだった、だがこちらの「顔なし」はどうやらネズミの精霊?が集まってできたものだと思う
そして、逃げ込んだ建物の主である森の魔法使いとの初めての接触である
ここでOVA前編となる一話は終了となるがこれを見終わって感じたのは
バカみたいに魔法を撃ったり唱えたりするようなアニメではなく
魔法と現代を見事に融合したこの雰囲気を楽しむアニメなのかなと感じた