AIはすでに中国でビデオゲームのイラストレーターを失業させている
Stable DiffusionやMidjourney、DALL-Eといった画像生成AIは、すでに中国に拠点を置くビデオゲームアーティストやイラストレーターから仕事を奪っていると、Rest of Worldが報じている。
イラストレーターのAmber Yu氏は、ビデオゲームのポスターを描くという時間のかかる作業で、以前は430ドルから1,000ドルを稼いでいたそうだ。しかし2月以降、一部の企業が人間のアーティストをより高速で安価なAIに置き換える動きを見せているため、彼女はAIが作成した絵に小さな修正や編集を加えるために、以前の10分の1の報酬で請け負う仕事しかなくなってしまっているとのことだ。
他の何人かのゲームイラストレーターも、同様の境遇にいるという。
中国・重慶の独立系ゲームアートスタジオでイラストレーターを務めるXu Yingying氏は、「AIは我々の想像をはるかに超えるスピードで発展している」とRest of Worldに語っている。Xu氏のスタジオでは、AIによる画像生成が実用化された結果、今年だけで15人の専門イラストレーターを解雇したとのことだ。
「10人でやっていた仕事を2人でできる可能性がある」とXu氏は付け加えた。
https://texal.jp/2023/04/16/ai-is-already-putting-videogame-illustrators-out-of-work-in-china/
この動きは、Tencent のような巨大テック企業からインディー ゲーム デベロッパーまで悲惨な変化であり、多くの人にとって不幸なことに、これは今後さらに加速することが予想される。
先月末、Goldman Sachsは、AIが3億の仕事を自動化する可能性があると主張する報告を発表したが、それがまさに現実化してきているようだ。
TencentやNetEaseなど、大規模なゲームパブリッシング部門を保有する中国のハイテク大手は、長年にわたり人工知能によるゲーム開発コストの削減を研究してきた。NetEaseのアクションアドベンチャー・バトルロイヤルゲームである『NARAKA: BLADEPOINT』は、3月に一時的な機能を展開し、プレイヤーは社内のAIプログラムを使ってアバターの新しい「スキン」を作成することが出来たという。著名な声優がビジネス上のトラブルが原因で刑事告訴されたことを受け、ゲーム会社のmiHoYoとNetEaseは、AIを使って彼のキャラクターの声を生成した。
NetEaseの広報担当者は、同社がゲームアニメーションを支援するためにAIベースの技術を適用し、モデルは、独自のまたはライセンスリソースを使用して訓練されているとRest of Worldに語った。「当社の目標は、当社の優秀なアートデザイナーとイラストレーターのチームが、ゲーム開発プロセスにおいて、より速く、より効率的に資産を作成できるように、より優れたツールを開発することでした」と広報担当者は述べている。
AIアートの台頭は、中国のゲームアート業界に広く不安を与えている。キャラクターのコンセプトを考えたり、街並みや看板などの背景を描いたり、ゲーム制作にはアーティストの存在が欠かせない。だが、AIが制作するアートワークのクオリティが高いため、業界の多くの人が、いつまで仕事を続けられるか悩んでいると、7人のゲームイラストレーターがRest of Worldに語っている。イラストレーターの何人かは、「路上でビーフンを売り歩く仕事に転職したほうがいい」と冗談を言っているほどだ。
「私が一流のアーティストなら、(企業を)ボイコットできるかもしれません。しかし、私は食べなければならないのです」と、Yu氏はと付け加え、自分のアートでAIを訓練するつもりであることを認めた。
中国のビデオゲーム市場は、ここ数年、特に厳しい状況に置かれている。2021年に制定された政府のライセンス凍結により、1000社ものゲーム会社が廃業し、業界全体の雇用危機を招いたことで、すでにゲーム業界の雇用市場は不安定だった。だが、さらにAIブームのあおりを受けて、イラストレーターの仕事は70%も減少したという。
ゲーム開発者の中には、人間のアーティストの労働力をAIで完全に代替することは控えるとRest of Worldに語った人もいるが、この技術によって、ライセンス凍結後のコスト削減はすでに実現されている。
ジョージ・ワシントン大学で中国のAI開発を研究するJeffyrey Ding助教授は、AIの進歩は競争を開放し、新たな機会を生み出す可能性があるが、現在コンピュータで行われている幅広いホワイトカラーの仕事がなくなる可能性もあると指摘する。「現実には、(AIが)アーティストだけでなく、弁護士やライティングサービスのような多くの仕事を駆逐してしまうかも知れません」とDing氏はRest of Worldに語っている。
「私たちの生計手段は突然破壊された」と、匿名のあるビデオゲームアーティストは語る。
独立系ゲーム開発者のXiao Di氏は、ChatGPTやAIアートワークが一世を風靡した時代に、希望を求める鬱屈したアーティストが主人公となる、『A Madman’s Game』というゲームを制作している。「AIイラストは始まりに過ぎない・・・来年、再来年にはプログラミングやカスタマーサービスになるかもしれません」と、Xiao氏は語っている。
あの実写動画を入れたら簡単にアニメが出来てくるのも凄いわ
どんだけ工数削減できるんだ
AIが出力したものがもろパクリじゃないか確認くらいしろよ?ww
中国と相性良すぎる…
パクったのをまたAIにパクらせ以下ループ
するだけでもう元とは判別できんくらい離れる
その上クオリティも上がったりする
よく上がってる個人作成の同人絵は簡単で見栄え良い設定採用して偏ってるからそう思うんだろうけど
AIは手間かければすぐにいろんなパターン学習できるからこういう企業単位だと
今言われてるようなAIらしさの原因になってる画風や塗りの偏りもすぐ補正されると思うけどな
稼げ
とは思うけどAIの方がそれよりは安上がりなんだろうなぁ
ツイッターに投稿すればいいね貰えるよ!
ありがとうでいけるいける!
なんで絵師の肩を持つ人が多いの?
>>15
絵師の仕事がなくなる!可哀想!
とかじゃない?
いい歳した中堅とか絶望しかないだろ
新しい芽を摘みそうなのが心配
プロ目指す奴減るだろ
まあその分違う分野に人材流れて盛り上がったりしたら良いけど
言い換えればそれだけ職を失う人も出てくるということなんだろうけど
すげー絵なんだけどワンパターンだし、よくよくみるとどこか変
絵師がAI使って、クオリティが底上げする流れになるだろうね
校正させると見事なんだわ
AIハンドラーとか中二心をくすぐるな
もうそれすら進歩してしまったのか?
同じシード値で似たプロンプトを使うと似たキャラは余裕でつくれる
レタッチで表情差分もつくれる
ただ、完全に同じ服、同じキャラはまだハードルが高い
似たキャラなら差分って言ってしまえば良いから一枚絵のイラストが基本のゲームだったら余裕で使えるな
同じキャラで動かさないとダメな漫画とかはまだきついか
最高じゃん
それが露骨に現れてるのが手や指
耳とか髪の毛や服の皺とかもどこか変
あとじっくり見るとなんか全体的におかしい
指は増えたやつは減らせるが、減ったやつを増やすのはわりと大変
髪の毛は「Beautiful HAIR」あたりでなんとかする
プラスチックリトルという突っ込みどころ満載のksアニメを高評価とか褒めてる時点でこのライターは信用できんです
コメント
AIを使える絵師が生産量あがって生き残ってAIを使えない絵師が淘汰されるだけやな
アニメーターとかかなり楽になるやろ
AI過信で低クオリティ増えて廃れるの間違いやろ
粗製濫造で吹っ飛んだ90年代アニメの再来の予感しかしない
いまのなろうみたいに量産型が増え続けるだけで発展が生まれない
レトルトやインスタント食品のおかげでもう料理人は不要になる
みたいなバカげた主張
まぁレトルトではなく永遠に学習し続けられる料理人だから遠くない将来は本当に料理人が必要なくなるよ
AI触ってればわかるけど進化の速度が尋常ではない
怖くなるレベル
学習できるかと美味しい料理を作れるかは全然別だけどね
しかも学習特化だから、学習してない範囲から新しい料理を生むって事も出来ないし
料理に例えたけど、AIが出力した成果物が本当に評価されるに値する代物かはどうかは結局人間が判断しなきゃならない。当然その際専門的な知識等備えた人が必要になる
AIが発展すればAIに代わって職そのものが無くなる、なんて世迷言よ
そうなるには人間の感情が無くなってからだな
AIは論理的なことは出来ても情緒的なことは出来ない
そのAIくんは人体を正確に描くのにも人間さんの介護が必要なんですよ
そもそもコストダウンの名目でゴミみたいなシナリオライターをいつまで経っても淘汰もせずに使い続けてるような業界で
AIに先行投資してハイクオリティハイスピードな制作環境が作れますなんて言ってそれにホイホイ投資するわきゃねーだろとは思う
そんな金を何のためらいもなく出せる決断ができる奴はナマデンや板室やシナリオ工房月光に未だに仕事なんぞ頼んで連中を同業界で食わせていかせてるわけねえっつーの
日本で真っ先にAI画像に仕事乗っ取られたのが出会い系広告だったのは笑ったな、女性の仕事を奪った事になるのか?
PS3Xbox360時代の3D映像で陥ってた不気味の谷に再度突入した感じでAI絵はどうも生き生きしてない絵ばかりに感じる。
AI絵って、まだまだ発展途上でどこか似たような何かが出来上がるからこれで仕事を奪われるのは他人の猿真似しかできない三流が中心だろ
ただまあ、個人的にはこれから絵師を目指す人のある種の壁になるかも知れないと心配になるな
すごいスピードで進化してるからこの先はわからないけど、今はちょっと使いづらいかな
好みの絵は出てくるけど、明確に欲しい絵は中々作れない
ChatGPTとかも明確に答えがあって、世間的にマイナーな話題はやっぱり間違えまくる(いくら質問を変えても答えに辿りつかない)
多少曖昧でも許される内容ならなかなか使えるが文章校正とか
実際使ってみると不自由な点が多いし、同人程度なら全然いけるけど、AI絵に見慣れてくると商業としては流石に耐えられない。
導入からハードルあるし、生成技術も沼過ぎて、誰でも使えるってわけじゃない。
絵が描ける人が使えようにると技術のたし算が掛け算になる感じで飛躍的に仕事ができるようになると思う。
絵が描けない人間が使った感想だとAIもすげーけど人間もすげーと思わされる。
人間のミスを補う形のAIによる補助ならありがたいが、大雑把な背景やmobをAIにやらせて少しだけ違和感を感じる程度なら経営者が致命的な程に人を減らしそう、最終的には人間が調整して形を整えないと「感動」や「好き」が遠のいてクオリティが下がるはず。そういう意味では任天堂はやり方変えないと思う。
AIで上手い絵を作れても
絵を描いてきてない人間は
使いどころがトンチンカン
こうなっていくると所謂うまい絵(イラスト)ではなく、より作家の個性が強調された絵が生き残りそうな気配だなぁ
アメリカでAIの描いた絵には著作権が無いという判決が出てたな
草薙みたいな背景専門集団どうなんのかなあって思ってたらいまサイゲの傘下にあるのか
原状既に品質の肝になるかがわかってる人たちだけが手綱抑えて使える便利な省力化装置だと思ってるから上手く使って欲しいけど今の惨状は道具に振り回されてる奴の方が多すぎる
絵の知識がない人が出力した絵はやっぱり使い物にならんね(ネットでよく見るのはそういうのばっかり)
現状ではある程度絵が描ける人が時短に使うのが正しい使い方かな
日本の会社は大々的には使わないやろな
バレたらめんどいし、カプコンは無断使用で炎上してたしな