『ウィッチャー』シリーズは、2017年3月時点で累計販売本数が2500万本を超える人気タイトル。
原作者には大きな利益が転がり込んでいると見られがちであるが、Sapkowski氏は『ウィッチャー』が大きな成功を収めるとは予期しておらず、
CDPRと契約を結ぶ際、利益の割合からのロイヤリティではなく即金の報酬を求めていたという失敗談が、本人によって語られている(Eurogamer)。
前CDPRのCEOであるSebastian Zieliński氏によると、その額は1万5000ポーランド・ズロチと2万ポーランド・ズロチの2回払いで、合計3万5000ポーランド・ズロチ。
つまり、たったの100万円程度であったとされている(DualShockers)。2016年3月時点で、シリーズの総収益が10億ポーランド・ズロチ(約284億円)であったことを考えると、あまりにも痛すぎる判断だったといえる。
このロイヤリティの低さに耐えきれなくなったのか、ついにCDPRを相手取り追加報酬の要求を開始した。
まずSapkowski氏は、CDPRとは契約を結んでいるとしながらも、そのロイヤリティはあまりにも低すぎると批判。
ヨーロッパにおける著作権及び関連する権利に関する法律の44条に基づき、さらなる請求ができることを主張している。
複数の判例をあげ、著作者の得られる利益が通常の半分以下の場合、補償金を請求できるとしSapkowski氏のケースはそれにまさしくあてはまるとも主張した。
一般的に原作者に支払われるロイヤリティは5~15%程度であるとしながら、今回のケースでは低く見積もっても6%分の補償が必要であり、
『ウィッチャー3』の本編と拡張パックの売上込みで計算しても、60,000,000.00 PLN(約18億円)を得られる権利があるとしている。
さらにSapkowski氏は、契約書を見直してみると、氏とCDPRの契約はゲームシリーズの第一作のみ有効であったとし、その後に続く関連作品の販売は不当なものであると批判している。
Sapkowski氏は自身の要求が控えめであることが強調しており、さらにCDPRとは有効な関係を続けていきたいとも語っている。
今回の話がまとまらなかった場合は、上場しているCDPRにも悪いイメージがつくだろうとの警告じみたメッセージもこめている。
もう片方のCDPRはというと、結んでいた契約は正当なものであり、氏の意見や見積額は根拠がないと退ける。
一方で、CDPRは原作者であるSapkowski氏と有効的な関係を維持していきたいとも主張。こうした関係を実現できるように尽力していくと誓っている。
http://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1538485923/
どうみても最初に契約した原作者が悪いだろ
だからハリウッドに優良な原作者取られるんだよ
ハリーポッターは映画化して小説が売れた。で、ゲームは?
WitcherやMetro 2033の小説売れたなんて聞かないな
おいおいハリポタは小説の方がアホみたいにバカ売れしたから映画化したんたぞ
映画で小説売れたわけではないし映画も英米の合作です
>小説の方がアホみたいにバカ売れしたから映画化した
マジか!
ハリポタは原作第1巻が97年発行、日本語版は99年
日本に入ってきたとき既に世界累計1千万部を越えてた代物だよ
映画の公開は01年だから売上にブーストかかったのは事実だろうけど
(現在1巻の発行部数は1億超、上にいるのはトールキンとかサン=テグジュペリって世界)
映画のおかげで売れたってのは明らかな誤認だね
くれってなるよな
わりと有名な話
Choke Point | 原作者が語るゲーム版『The Witcher』「成功は予想していなかった」
http://www.choke-point.com/?p=21321
アンドレイ・サプコフスキ
私は権利を丸々売ってしまうほど馬鹿だったんだ。彼らは利益のパーセンテージを提示し
てきた。私は、利益など出るはずもないと、全額をその場で要求したんだよ。本当に馬鹿
だった。成功するとは信じていなかったから、彼らに全てを委ねてしまったんだ。しか
し、誰が成功を予想できよう?私にはできなかったよ。
しかし、その後シリーズ化されるほど『Thw Witcher』は大ヒット。自身はゲームをプレー
しないというサプコフスキ氏は、CD Projekt REDが生み出した作品の質の高さは認めつつ
も、ポーランド国外では「ゲーム本の作家」という認識が定着してしまったことを苦々しく
感じている。
アンドレイ・サプコフスキ
とうとう恐れていた事態が起きてしまったんだ。私は罵倒の言葉を多く知っているが、そ
の全てを使った。様々な言語でね。20年後には、『Witcher』というゲームは知られてい
ても、原作者の名前は誰も知らないだろう。
とはいえ、ゲームを通じて彼の名前を知ったファンに対しては何の悪感情も抱いていないと
サプコフスキ氏。サイン会にゲームを持ってきたファンにも、快くサインに応じると語って
いる。
アンドレイ・サプコフスキ
勿論サインする。まず何より、サイン会に来るのは私のファンなので、ゲームにサインし
てくれと頼まれたら、断るのはとても無礼なことだ。ゲームを手に長い行列に並んでくれ
た人に対して、「サインしないから帰ってくれ」とでも言うのかい?そんな無礼なことは
できないよ。
Netflixのやつは2020年と言われてるからまだ時間かかりそうかな
ついでにもう一度制作費融通してくれませんかね
Gレコが遺作になるのは勿体なさ過ぎる
百万という金額も同じという
あれは出版社が勝手に話を決めてきた。どうも漫画家の著作権はあくまでも出版社にあるらしい。
ちょっと違う
漫画家が著作権をもっているけど、
出版社が著作権を管理する有期契約になっている
連載する時点でそういう契約を結ばされる
よっぽど金に困ってたのか
ソフト1本売れれば1000円利益出たとして10万本しか売れなくても10%貰えるなら1000万だからな
100万は安すぎだわな
1 2は500円から1000円程度で売ってた同人ソフトばりの価格だったからまさか100万以上にはならないと踏んでたんだろうな。利益率から1パーセントもらう契約なら100万円になる販売本数は1000万本は売らないとならない。
それはクリエイター側が起こした問題だから違うぉ
子門真人となぎらけんいちは歌唱印税(1%)のみなので
貰い損ねた印税額よりそのネタでTVに出たり営業で稼いだ額のほうが余裕で多いよ
テルマエ・ロマエ騒動のときに他所の国どうなってのかねとちょこっとぐぐってみたら
イタリアの映画かなんかで原作使用料が低額でヒットした場合
原作者にも利益に見合うだけの配分をしろってのを見かけた
日本だと印税契約を結んでなかった時点でご愁傷様だけど
EU法にはそういうのがあるみたいだし配分貰はえるんじゃね
おおまかなゲームソフトの売り上げの計算方法
http://effect.hatenablog.com/entry/2014/10/09/005012
ゲーム1本の利益は?
さて、ゲームソフト1本につき粗利益は大ざっぱに定価の4~5割と自分は聞いています。
例えば、2009年と結構古い書籍になりますが「ゲーム業界の動向とカラクリがよくわかる本(秀和システム)」に書かれている内訳では、
流通マージン25%、ハードメーカーに支払うロイヤリティと製造費15%、販売管理費10%で、粗利益が50%となっています。
粗利益‥つまりメーカーの取り分から実際に開発にかかった費用や広告費を差し引いたものが純粋な利益になります。
そして粗利益とかかった費用(開発費+広告費)がとんとんな売り上げ本数がペイライン(リクープライン、損益分岐点)となります。
計算しやすいので粗利益は50%として、ソフトの希望小売価格が7000円とします。
1本につき3500円が粗利益になるので、販売本数に対する具体的な金額は下記のような感じ。
・販売本数が1万本 ‥ 3500万円
・販売本数が10万本 ‥ 3億5000万円
・販売本数が50万本 ‥ 17億5000万円
・販売本数が100万本 ‥ 35億円
40億かけた超大作が、7000円で販売して100万本売れたとしても35億で赤字です。
友好な関係を維持したいってメーカー側も言ってるし満額は無理でもいくらか追加で払って収めるだろ
コメント
原作あったんやな
海外の法律分からんが、勝ち目あるのか?悔しいのは分かるが己のバカさ加減さらしてでも引けないんかなぁ・・・。