では、日本ではコンソール市場が縮小する可能性がある中で、ファルコムが今後さらに注力する分野として PC が挙げられるでしょうか?
TK:そうですね、PC 市場は拡大しているようです。特にパンデミック以降は、間違いなく増加していると感じています。私自身の経験から言うと、入社を希望する若者に面接をするときに、「これまで何をプレイしてきたのですか?」と尋ねます。彼らの多くは、もちろん PC である Steam でプレイしていると答えます。
私には息子が二人いますが、二人とも家にプレイステーションや他のゲーム機があるにもかかわらず、プレイステーションには手を出しません。ゲームはすべて PC でプレイします。市場が非常に大きい西洋のレベルには達していませんが、日本でも PC ゲームの市場が拡大しているのは事実です。ですから、今後は PC でゲームを再びリリースしたり開発したりできる可能性として、これを念頭に置いておく必要があります。
RD:PC といえば、Steam Deck のようなポータブル PC の増加は、PC 市場の成長と並んで、日本のゲーム全般にとってかなり良いことだと思われますか?
TK:正直に言うと、日本の PC 市場では Steam デッキや携帯型 PC デバイスはあまり売れていません。そのため、一般的に言えば、日本で PC でプレイしているプレイヤーのほとんどは、まだデスクトップでプレイしているようです。しかし、Steam デッキは市場に非常に素晴らしいものを提供しています。特に、Steam デッキで検証されたゲームが存在するという点では、購入したゲームがデッキで問題なく動作することが分かります。そのため、日本市場の開発者がさらに検討を進めてくれることを期待しています。
以前、PC 向けに開発していたときに頻繁に直面した頭痛の種は、スペックが人によって異なることでした。コンピュータ環境は人それぞれ異なるため、グラフィック カードによっても異なります。メモリ容量も人によって異なるため、古い磁気ハードディスクを使用している人もいれば、現在は SSD を使用している人もいます。
これらすべてが異なっていたため、非常に困難でした。また、そのプレイスペースに参加したい人にとって障壁も生まれていました。Steam Deck のような非常に特殊な仕様のデバイスがあれば、人々にとって参入障壁が低くなります。これにより、人々はそれを購入し、購入したゲームが自分のシステムで実行できることを再び知ることができます。これが将来的にこの成長に貢献することを願っています。
もちろん、同じように、PlayStation 5の仕様も決まっています。つまり、PlayStation 5ソフトウェアのゲームを購入すれば、そのゲームはシステム上で動作するということであり、これは全体的にもっとうまく宣伝されるべきことです。つまり、ゲームを購入すれば、そのゲームはシステム上で動作するということです。
日本のソニーの問題は、マーケティングがあまりうまくいっていないことと、PS5について人々に知らせること、つまり「ゲームを買うとうまくいくよ!」という宣伝があまりできていないことです。全体的に、これはソニーが取り組む必要がある領域の1つです… ソニーがこのインタビューを読んだら怒るかもしれません!(笑)
RD:それは PS5 に関して特に良い指摘ですね。Daybreak 2 は日本でも PlayStation 5 で発売されました (PS4 版への無料アップグレードとしても)。PlayStation 5 が日本で値上げされ、PlayStation 5 Pro が発表され、ソニーがコンソールのマーケティングを適切に行っていないことを考えると、PlayStation 5 の売上に影響が出ると思いますか? ユーザーベースが予想よりも小さくなる可能性がありますか?
TK:まったくその通りです。単純にゲームを楽しみたいという平均的なプレイヤー層にとっては、これは間違いなく参入障壁となり、プレイヤー層の縮小につながる可能性があります。
そのため、その一方で、非常にハイスペックなマシンでプレイしたいプレイヤーも少なくない数存在し、ゲーミング PC の構築に数千ポンド相当を費やすプレイヤーもいます。
興味深いのは、こうしたプレイヤーが『モンスターハンター ワイルド』を見たときに、PlayStation 5 Pro に対する当初の印象が変わったことです。というのも、その話題は、ちょっと待ってください、PlayStation 5 Pro を購入すれば、ゲーミング PC を組むために大金を費やすことなく、非常にハイスペックなレベルのゲームをプレイできるということになったからです。ですから、このマシン全体に対する私たちの感想を再考したほうがよいかもしれません。
しかし、これが実際に生み出すのは、突然、こちら側にハイスペックな人々、そしてこちら側にはただのカジュアルゲーマーのような人々という非常に二極化した環境になることです。今は少し難しく、興味深い環境です。
それで、これまでの話し合いの結果として、日本の開発者にとって現在最も頭を悩ませているのは、どのプラットフォーム向けにゲームを開発し、リリースすべきかということです。
RD:そうですね。これはイースXにも関係しています。イースXは日本で発売初日にPlayStation 4と同時にSwitchでも発売されました。しかしDaybreak 2はPlayStation 4と5で、Switchは発売されませんでした。これは、SwitchとイースXは若い世代のユーザー層、Daybreak 2はおそらく年配のユーザー層など、各コンソールのユーザー層に基づいているのでしょうか?
TK:特にこの 2 つのタイトルでは、Trails ゲームのファンはより「ハードコア」なゲーマーである傾向があり、一定レベルのフレームレートとグラフィックの忠実度を期待しています。そのため、これらのゲームは主に PlayStation プラットフォームで最初にリリースされました。
一方、イースクロスに関しては、Switchで購入した人の多くは、いずれにしても購入するつもりだった人たちです。基本的にはイースファンです。しかし、彼らはゲームを非常に高く評価していました。そのため、Switchを持っている人の多くは、「ああ、このゲームは口コミで評判がいいから、私も買おう」と思って、気に入ってくれたのです。
つまり、当初選択されたプラットフォームでこれら 2 つのゲームをリリースするという計画は、ある意味ではそうでした。ある意味では、それは販売面における全体的な計画の一部でした。
明らかに、これはジレンマを生み出します…つまり、これらはゲームをリリースするたびに慎重に検討しなければならないことであり、会社にとって大きな頭痛の種となっています。
特に Trails は素晴らしい RPG シリーズで、JRPG ファンや RPG ファンになる可能性のあるファンにとって非常に魅力的な作品です。そのため、Switch ユーザーが楽しめる方法でこのゲームを Switch に導入し、Switch ユーザーにもこれらのゲームを楽しんでもらえるようにしたいと考えています。しかし、繰り返しになりますが、実現するのが難しいこともあります。
>これはシリーズの 10 番目のゲームであり、重要なタイトルであるため、シリーズを終わらせたいわけではなく、シリーズを継続したいと考えていました。特にこのゲームでは、Switch でリリースすることが目標の 1 つでした。
>私には息子が二人いますが、二人とも家にプレイステーションや他のゲーム機があるにもかかわらず、プレイステーションには手を出しません。ゲームはすべて PC でプレイします。
>日本のソニーの問題は、マーケティングがあまりうまくいっていないことと、PS5について人々に知らせること、つまり「ゲームを買うとうまくいくよ!」という宣伝があまりできていないことです。全体的に、これはソニーが取り組む必要がある領域の1つです… ソニーがこのインタビューを読んだら怒るかもしれません!(笑)
ボロクソすぎる
長い
要点だけまとめろ
PS5たかい
新規こない
どうにかしろソニー
>そして、一般的に言って、Switch のユーザー層は PlayStation や PC よりも若く、女性の方が多いため、このシリーズの潜在的な新しいファン層にアピールするにはどうしたらよいかと考えました。
で、その若く性別を問わないユーザー層を持つswitchに対してサードの皆さんは何かしましたか?
昔のゲームを移植!
性能がな
てかファルコムレベル(笑)ですらフレームレートやグラフィックで
Switch版は難しい問題あるて事だからな
ファルコムですらswitchのユーザーは若者や女性が多いという認識なんか
PSやPCは高齢の弱者男性だらけなのは最早常識なんだな
> 私には息子が二人いますが、二人とも家にプレイステーションや他のゲーム機があるにもかかわらず、プレイステーションには手を出しません。
草ああああああ
他のゲーム機が何か気になる
Switchは間違いなくあると思うが、それ以外に何があるか
Switchがあったら
>ゲームはすべて PC でプレイします。
なんてことになるはずはないので
Switchだけは買ってもらえてないんだと思うよ
もはや虐待だね
家族に批判者がいるのにさー
イースはまだいいが
軌跡の糞脚本を何とかしてくれ(笑)
誰だよあれ書いてるの
近藤社長含む数人だったような
近藤社長が軌跡のシナリオ書いてたのは最初の空の軌跡だけだよ
まじかよ
それなら再び書くようにしろよ
社長はイースのシナリオ書いてるから
あんま味方にいて嬉しいタイプの人材ではない
あの時でさえ独占や支援ありきで悩んでるのはサードだけだったけどな
客は元々そこにいなかったんじゃないのかな
まぁでも事実だから仕方ないね
もうPCにするかSwitchにするかで良い気がする
コメント
公式自ら「(1部か全部かは言ってないが)今のところPS5Proには非対応」って言ってるのにこういう事言うかね?
つまりワイルズがPS5でガクガクになるのはPS5のせいだからということですね
サードが望むだけの性能を用意できないソニーが全面的に悪いとファンボくんからお墨付きがいただけました
グラフィックなんてPS3や4ですらそこそこ綺麗なのを出せてたのに
なんで今世代からバカデブみたいになってんだよ…
性能の問題じゃないだろ
SteamDeckはなー
本来はこれで国内の状況も変わるかと思われてたんだけど
結局出てる中の最高価格の商品を買わないとお話にもならないのと
それはやっぱり高いってんで広まらなかったのが残念だった
あんなものが大局に影響を与えると考えるのは頭お花畑な奴だけだろ…
ハードを売る為に必要なのは魅力的な専用ソフトの有無だって事に、何時になったら気付くのかねぇw
マリオやポケモンの様に大衆に訴求するような魅力的なソフトが皆無な時点で、どんなに高性能だろうが売れる訳が無いやんw
元々ファルコムってPCゲー専門じゃなかったっけ?
イース初期作がPSに移植されて初めてCSで遊べるみたいな触れ込みを昔見た覚えがある
PCゲーム専門というわけではなく80年代後半からちょくちょくCSにゲームは出してた
まぁ全部自社が移植作業を行うというのは滅多になかったけど
2000年代になると国内でPCゲームを作ってるのはエロ下メーカーとコーエーとファルコムくらいでPCゲーコーナーはみるからにつまらなそうな洋ゲーばかりになって2010年を過ぎたころにはエロも焼野原になりほぼ消滅して同人ソフトだけで命脈を保つありさまに
ファルコムはこのころそれまで流通を担ってきた会社?と仲が悪くなりCSに舵を切り始めたって一部ではいわれてるけど、自分はそうじゃなくもう2010年代になるとPCゲームを作ってる国内メーカーはほぼ存在せず、PCゲー棚は洋ゲーローカライズのパッケージばっかりだった記憶があるので、単純にPCゲーム市場が死滅しただけだと思う。ファルコムは最後まで残ろうとしてたけどもう限界だっただけ
そりゃまあそう言いたくなるのはわかるが
PSに留まっても何も出来んだろうからなあ
好きにしろとしか思わない
新規ユーザーなんてほとんど入ってこないよ
既存ファンだけ大事にしときな
PC捨てたのファルコム自身じゃん
読みが外れたからって八つ当たりするなよ
ファルコム「PCとSwitchでいい」
Switchユーザーとしては任天堂のゲームと安くて色々なゲームが揃うインディーズで満足しているのでサードのゲームはなくても困らないかなw
正確には「面白くない」サードのゲームだよね
面白ければサードでも問題無い
でも、20年近くそういう努力をしてないのに出来るんだろうか…
馬鹿が
それ以上にPSの現状が終ってるって話だぞ?
ていうかそんな物が影響するのなら今起こってる現状をどう説明しんだよ
現実を直視しろ
PSは「日本的なもの」をすべて捨て去って「ビバアメリカ」一辺倒になったからな
元々本体価格が高かったし何度も値上げして誰も買う気が起きないレベルに達したうえに
出てるソフトは日本人が興味ない「映画的大作AAA」
じゃあ外人向けかというとそのAAA、最近DEIまみれで外人も興味がないという、ね
ファルコムが馬鹿みたいに顔グラ表示するのって海外のニーズから来てるのかもな
海外の奴等ってエロゲでも何故かハックしてまでウィンドウ横に顔グラ表示させるくらいだから
風の様子が変なのだ・・・
イースシリーズとか軌跡シリーズとかナンバリングの最初からやろうとしたら苦行だよな
ファミ通2022年5月
>ファルコム近藤「(Switchは)すごく身近にあるゲーム機、私の子供もよく遊んでいる。携帯ゲーム機的な利便性からくるユーザーの年齢層の幅広さなどが魅力」
持ってるんだよなあ
>私には息子が二人いますが、二人とも家にプレイステーションや他のゲーム機があるにもかかわらず、プレイステーションには手を出しません【←Switchには手を出している】
>【PS5マルチの】ゲームはすべて PC でプレイします。
だろ